循環資材の見える化を実現する製造DXソリューション
「循環資材管理DX」
パレット・折り畳みコンテナなどの循環資材をQRコードとクラウドで簡単に管理。
手書き運用・目視確認の削減と使用状況の見える化で
効率的かつ適切な資産管理を実現します。
「循環資材管理DX」とは
製造や物流の現場においてパレットをはじめとした循環資材は
モノを運ぶために不可欠な資材として日々多くの量が使用されています。
一方で、年間1割に及ぶパレットが流出していると言われ(※)
所有する企業にとっては看過できない利益の圧迫要素となっています。
また、SDGsでも「つかう責任」や「気候変動への対策」が謳われているように
環境への配慮は製造業各社が取り組むべき課題であり
従来消耗品として扱われていた循環資材も
長期的かつ合理的に運用することが求められています。
※物流標準化調査小委員会「令和3年度調査中間報告~物流施設におけるパレット利用実態と今後の課題~」より
「循環資材管理DX」は
循環資材の数量・所在・経過日数を可視化し
効率的な使用や適切な管理を実現します。
「循環資材管理DX」の特徴
-
「QRコードを読むだけ」のシンプルな運用
QRコードを印字したラベルとインターネットにつながるスマホやタブレット・PCのみで運用可能です。循環資材が出荷先に出ていく際、返却された際、メンテナンスの際、廃棄する際など、動きが発生するタイミングでQRコードを読み取るだけ。スマホやタブレットには専用のアプリのインストール等は不要。クラウドサービスでのご提供なのでサーバーや機材など大きな設備投資をすることなく、手軽に循環資材の管理をスタートすることができます。
※クラウドを前提としたサービスとなります -
循環資材の所在と経過日数が一目でわかる
紙やExcel管理ではなかなか見えなかった、どこに・何が・いくつあるかの情報がブラウザ上で一目で判ります。加えて、そこに移動して以来どのくらいの日数が経過しているかの情報も表示。長く使用されていない循環資材をあぶり出し、回転率の向上、追加購入の抑制を図ります。また、オプションでマップ機能もご用意しています。循環資材の所在に近い拠点を直ぐに把握することができるため、物流業界の2024年問題を目前に益々進むと考えられている複数拠点での共同管理においては、パレット回収率の向上と運搬コストの削減にも貢献します。
-
豊富な拡張性で循環資材以外の管理にも対応
循環資材に乗せた製品などを管理したい場合は、NAVINECTクラウド「在庫管理」にステップアップすることで、原材料や部品、工具など、現場で使用されるモノの一元管理が可能となり、お客さまの大切な備品・製品などの在庫管理に関するお困りごとを、NAVINECTがトータルに解決します。
「循環資材管理DX」の活用
1. 受入、管理ラベル発行 循環資材にはQRコード入りの管理ラベルを貼り付けます。QRコードのIDはユニークで、循環資材は個体で管理されます。
2. 使用実績登録(出荷・移動等) 移動が発生する際はスマホ等で管理ラベルを読み取ります。リアルタイムに近い実績データがクラウドに登録され、情報を共有します。
4. メンテナンス・廃棄 使用開始からの年数経過や、使用頻度、実際の循環資材の劣化状況などを見て、修理や洗浄、廃棄処分を行います。使用可能な枚数を正確に把握することで必要購入数も算出しやすくなります。
3. 在庫把握、滞留状況把握 何が・どこに・どれくらい・いつからあるのかを一覧で確認します。滞留しているものには返却や移動を促し、回転率を向上させます。
「循環資材管理DX」の機能
<循環資材管理DXの全体像>
主な機能について
-
循環資材を使い始める[循環資材受入]
新規で使い始める循環資材の情報をシステムへ登録すると同時に、その場でQRコードを含めた管理ラベルを発行します。その管理ラベルを在庫に貼り付けて受入完了です。
-
移動処理をする[移動]
循環資材の出荷・受取時、メンテナンス実施時など、循環資材が動くタイミングで管理ラベルのQRコードを読み取って処理を行います。(メンテナンスの機能は2023年度中リリース予定)
-
廃棄処理をする [廃棄]
廃棄の際もQRコードを読み取って処理を行います。廃棄の処理を行った循環資材は、使用ができなくなります。
-
循環資材の一覧を確認する [循環資材一覧照会]
管理している循環資材の一覧を確認します。場所別、種類別、経過日数別など条件を絞って確認ができます。
-
より視覚的に情報をとらえる [所在マップ表示]
※オプションどの拠点にどれだけの循環資材が存在するかを視覚的かつ瞬時に把握することができます。条件を設定し、一定期間動きが無い循環資材の数量等をグラフやリストと併せて確認することも可能で、効率的な管理と運用をサポートします。
画面イメージはこちら- ①表示条件選択
日/週/月/日/週/月/所在エリア/循環資材種別/経過日数超過
- ③循環資材所在マップ
所在をマップ表示します。円を選択すると
グラフ・リストの情報が選択した所在情報に変わります。 - ⑤種類別集計
場所別集計にて選択した範囲で、
種類別在庫数の上位5件をランキング表示します。 - ➁ダイジェスト
総保有数や、長期滞留在庫の有無と数量を確認することができます。
- ④場所別集計
場所別在庫数の上位5件をランキング表示します。
グラフを選択すると、内訳が種類別集計に表示されます。 - ⑥経過日数分布
場所別集計・種類別集計にて選択した範囲で、
経過日数の分布を表示します。
- ①表示条件選択
-
滞留の発生を知らせる
※個別カスタマイズ対応一定の期間を過ぎて滞留と判断されるものが生じた際、自動で関係者へメール送信します。返却依頼や移動を行うのか等、管理者の迅速な判断をサポートします。
もっと詳細な機能を知りたい方はこちら
機能一覧表を確認するClick
機能表 Function of 「Junkan-ShizaiDX」
循環資材の管理でお困りのお客さまは、お気軽にお問い合わせください
-
所在と数量がつかめず、必要な時に使えない等の不都合が生じている
-
いつどこで紛失したか判らないまま、漠然と追加購入を行っている
-
得意先への出荷数がわからず、返却依頼もままならない
- 導入を検討されるお客さま・より詳しい情報をお求めのお客さまは下記よりお問い合わせください
さらに多くの現場課題を
解決するなら!