計測機器の効率的管理を実現する製造DXソリューション
「機器校正DX」
校正対象機器の所在‧校正期限‧校正実績・
関連文書をデジタル上で一元化することで、
管理業務の効率化と確実な校正業務の実施をサポートします。
「機器校正DX」とは
製品の品質保証を支える計測機器。
その機器自体も、経年劣化により常に購入時の状態を保てるわけではありません。
経年劣化などによる誤差が測定に影響しないように
定期的に校正によって誤差を確認し、状況に応じて調整などをする必要があります。
校正が正しく行われない場合、製品の品質が保てず
検査偽装や重大な製品事故、リコールに発展する恐れがあります。
「機器校正DX」は
計測機器のライフサイクル管理と
校正作業の確実な実行を支援し
製造現場の品質保証に貢献します。
「機器校正DX」の特徴
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計測機器に関する情報の一元管理と所在の見える化
型式等の基本情報や基準値などの校正マスター情報だけではなく、校正手順や校正証明書などの関連文書をまとめてクラウド上で一元管理することができます。また、個体識別用コード付き管理ラベルの発行ができるとともに、コードをスキャンすることで校正機器の移動処理や所在管理を容易に行うことができます。
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校正業務のスマート化をサポートする、期限管理と帳票管理
いつまでに校正を行う必要があるかの期限の設定や、期限が迫った際のアラート機能など、校正忘れを防ぐ機能を備え、確実な校正業務の実施をサポートします。また、校正の実績登録に使う記録は帳票設計機能により現在使用中の記録表と同じイメージで記録が可能なため、運用に大きな変更を与えることなくスムーズなデジタル化を実現します。※アラート機能はオプション
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計測機器のトレーサビリティにより品質保証に貢献
校正の実績管理だけでなく、計測機器を利用した日常的な点検や生産記録の管理を同一システム上で行うことができます。これにより、校正済みの機器を適正に使用し各種計測が行われているかのトレーサビリティを実現できるため、現場の品質保証に貢献するとともに、計測機器のライフサイクルに合わせたシステム運用が可能です。※オプション
※クラウドを前提としたサービスとなります
「機器校正DX」の活用
「機器校正DX」概要図
NAVINECTの各サービスが持つ機能を組み合わせて、「校正機器の所在管理」から「期限管理」、「校正作業の記録・承認」までライフサイクルに合わせた管理を同一システム上で行うことができます。
※提供サービスの構成は一例です。与件や使用端末の種類により最適な構成を提案いたします。
「機器校正DX」の機能
主な機能について
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計測機器を使い始める[入荷・ラベル発行]
校正対象とする機器を管理するため、まずは名称や型番などの基本情報を登録して識別用コード付きラベルを発行します。
※オプションでRFIDを活用した運用も可能です。 -
移動処理をする [移動]
校正対象の移動を行う際は、識別用コード付きラベルを読み取って処理を行います。
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計測機器の管理をする[所在管理]
設備・計測機器・校正サンプルの校正有効期限と移動履歴(誰が・いつ・どこへ)は一覧で確認できます。
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校正時期を知らせる [通知]
校正期限が近づいていることを関係者にメール通知し、校正忘れを防止します。通知時期や対象項目は自由に設定が可能です。
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校正用の帳票を作る[帳票設計]
校正実績を記録するためのデジタル帳票の設計を行います。内容は自由に設計でき、判定条件を付加することも可能です。
※ご利用するアプリケーションにより画面イメージは異なります。
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校正の実績を登録する[実績登録]
校正実績を入力します。自動判定を設定しているものは、入力内容に応じて自動で判定結果が表示されます。証明書や成績書など関連するファイルの添付も可能です。
※ご利用するアプリケーションにより画面イメージは異なります。
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校正結果を承認する[承認]
校正記録に対する承認を行います。管理者による承認を確実に行い、その記録を残すことで品質保証体制の厳格化とデータインテグリティの担保に寄与します。
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もっと詳細な機能を知りたい方はこちら
機能表 Function of 「Kiki-kousei DX」
青文字箇所はオプション対応となります
機器校正の管理でお困りのお客さまは、お気軽にお問い合わせください
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校正期限忘れや所在場所が不明で、適切に校正が行われない
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校正証明書などの外部文書も保存が必要で、取りまとめが大変
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管理対象となる機器が非常に多く、校正実績の管理が煩雑
- 導入を検討されるお客さま・より詳しい情報をお求めのお客さまは下記よりお問合せください
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