更新日:2022.9.29
※本記事における企業名は2022年9月29日時点のものです
株式会社ササキ様は平成7年創業以来、山梨県韮崎市にてワイヤーハーネスの製造・販売を中心に、会社として歴史を歩まれています。 信頼される企業として「わたしたちはかならずつなげる」を基本理念にお客さまのニーズに応えるため「挑戦し続ける」企業として、様々な製品を提供し続けていらっしゃいます。今回はNAVINECTクラウドの「在庫管理サービス」を活用したロケーションの見える化についてお話を伺いました。 ササキ様HPはこちら
Q1.現場が抱えていた課題について教えてください
既存ルールの外側で管理しなければならない在庫関連業務に苦慮。
お客様のご要望で「製造品を弊社工場に一時保管」する事になり、新たな毛色の「在庫管理」業務が発生することになりました。 常時ハーネス3,000本の「保管・移動・出荷」を「ルール」で管理しており、ルール通りに運用が出来ないシーンが発生すると、在庫がどこにあるか分からなくなり、全ての在庫に対し「目視確認」が発生するという探索作業に多大な時間を費やしていました。
Q2.NAVINECT導入の経緯について教えてください
在庫関連業務における汎用性と連携性が決め手に。
・ユニークQRコードとの紐づけによりハーネス1本1本のロケーション管理ができ、重要課題が解決できると感じた。 ・汎用性が高い為、ハーネス製造以外にも社内の別事業にも展開検討が可能と感じた。 ・外部インタフェースが存在するため、既存基幹システムと連携することで、シナジーを感じた。 ・狭い場所もあるため、スマホでもシステムが利用できることで、現場への業務落とし込みも円滑に出来ると判断した。 などの理由から、導入に向けて本格検討を実施しました。
Q3.NAVINECT導入の効果について教えてください
「正確なロケーション管理」で探索時間を削減。
「在庫管理」サービスを導入することで「正確なロケーション管理」の実現を達成出来ました。これにより、探索時間削減に繋がり作業生産性の向上に繋げております。 あわせて、スマートフォンでの利用ができることで行動のユーザビリティも改善に繋げることができました。
・目的としていた『ハーネス1本単位の位置管理』が可能になった。 ・システム化することで、属人化の度合いを減らすことが出来た。
Q4.今後の展望について教えてください
次は、QCDの「D:デリバリー」。
NAVINECTの機能について、情報システム部門・業務部門と理解の共有を行い、現状の運用フローに対してどのようにNAVINECTをフィットさせられるか検討を図り、導入を進めて参りました。 QCDのQ、クオリティは確実に向上しましたが、いままで管理工数0のルールで運用していたため、以下の運用工数が発生し、D(デリバリー)の影響が発生しています。 ・NAVINECT自体を利用する工数の発生 ・業務契約上お客様の情報を直接クラウド環境に保管できないため、NAVINECTを利用するため「社内システムを経由」させる工数の発生 これら『D』の改善を実現すべく、凸版印刷様とインタフェースの設計を相談させて頂いております。
ー 株式会社ササキ様、貴重なお話をありがとうございました。
属人化の度合いを低減させるという、デジタルツールの重要な役割と活用についてお話をいただきました。NAVINECTの「在庫管理」サービスはお客さまに応じてさまざまな利用方法に適応します。詳しくは下記リンクよりご参照ください。各種お問い合わせも当サイトにて承っております。
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