FOOMA JAPAN 2023 展示レポート

更新日:2023.7.13

2023年6月6日（火）～9日（金）にわたり東京ビッグサイトで開催されました「FOOMA JAPAN 2023」において、エーシンパック工業株式会社様ブースに、NAVINECTを出展させていただきました。今回はそちらの様子をレポートします。

エーシンパック工業様について

エーシンパック工業様は今年5月に創業40周年を迎えられた、各種自動包装機、パックシール機の設計・製造・販売を手掛けていらっしゃるエンジニアリング会社です。長い歴史で培ったノウハウと、幅広い機器のラインナップと柔軟な対応は、食品業界をはじめとして、医療・医薬業界、化粧品・化学品業界など各業界から高く信頼されています。NAVINECTの技術提携パートナーであり、今回展示させていただく運びになりました。

充填シール機やトレーディスペンサーなどをデモ展示
ブースには700名を超えるお客様がいらっしゃいました

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エーシンパック工業様株式会社様HPはこちら

NAVINECTの展示

NAVINECTからは「充填包装ライン向けDX」が持つ機能と、超圧縮動画活用による現場のリアルタイム監視を展示致しました。「充填包装ライン向けDX」は、充填機・包装機に標準搭載された機能で収集したデータにより、「機械の変化」・「プロセス条件の変化」・「製造履歴」を「見える化」・「警報化」することで生産停止や不良発生の防止を実現するDXサービスです。会場では展示装置より実際にデータを収集し、モニタ等に表示いたしました。

※充填包装ライン向けDXのご紹介はこちら

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  稼働状態監視画面では、装置の"いま"の状態がビジュアル化されて表示されるほか、生産能力・生産数・NG数など生産にまつわる大事な情報が一目で判るように表示されます。

• 異常兆候監視画面では、定期的に取得したデータを時系列にリストとして表示させるほか（データ監視）、トレンドグラフとして視覚的に表示させることができます（グラフ監視）。自動判定設定も可能で、異常発生時のライン停止に至る判断材料を、より短時間で多角的・複合的に揃えることができます。

  
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  設備参照画面では装置の運転情報を取得し、稼働情報の一覧検索、集計情報を閲覧することが可能です。また、不具合発生の際に、関連装置のパラメータ変化の有無と程度を把握できます。

• 装置からの情報は一般的にPLCなどを経由して自動で吸い上げますが、今回の展示は、送信機能付き信号灯とも一部連携させて、表示灯の色に応じた正常/異常の情報を取得させました。表示灯の送信ユニットは後付けが可能で、簡単にIoT化を始めることができます。（株式会社パトライト様AirGRIDとの連携）

  
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  現場の状態をデータだけでなく映像で監視・確認したい場合に有効なのが、株式会社ティ・エム・エフ・アース様の超圧縮動画です。電波利用環境の悪い無線LAN環境やLTE回線でも、高精細な動画を低遅延で確実に伝送できることが最大の特長です。現場全体はもちろん、装置の細部まで監視をしたい場合にも最適。リアルタイム性は遠隔からの保守作業の指示等にも活用できます。さらに圧縮されていることから映像の保管コストの削減にも繋がります。

装置から直接データを取得することで、異常を検知したり不具合時の原因や影響範囲の分析ができるのはもちろんのこと、最終的な生産実績や検査NG率などをリアルタイムに取り出すことができます。また、人手による集計の手間を省くことで、結果的に製品出荷に向けたリードタイムの削減にもつながります。さらに、今回の展示には含まれませんでしたが、設備の制御とも連動して誤投入防止を実現することも可能です。 NAVINECTではパートナー企業様との協業により、生産ラインの設計から、装置の選定・設置、データ取得のための環境構築や実際のアプリケーションまで、ワンストップで導入が可能です。長年培った運用ノウハウで、お客さまの現場の生産性向上・製品の安全性の向上を実現します。ぜひお気軽にご相談ください。